マツオの音にあふれる日々

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<中国>北京旅行〜観光1日目前半 頤和園・明の十三陵編


2009年11月5日7:20集合


ホテルの部屋から見た朝日




さて、いよいよ本格的な観光に入ります。
最初に訪れたのは、頤和園(いわえん)。

西太后の避暑地として有名な公園で、中国現存の庭園としては最大規模のものといわれる世界遺産です。
この公園は広大な敷地に色々な建物や庭があるそうで、全部まわるとなるとかなり時間がかかります。
今回はガイドが付いているので、要所だけを案内してくれました。
こういうとき、フリーだと事前に勉強していくか、ぐるッとまわるかで大変ですが、ガイドさんがいると適所を説明してくれるので便利ですよね。
まず案内されたのは、昆明湖沿いにのびる長廊。
色鮮やかな長廊は、750mもあります。
長い!!ので、一部分しか通ってませんが、色鮮やかさには歴史の深さを感じました。
梁にも絵が描かれていてますが、その数はものすごい数になりますよね。
そういうところで、中国の規模の違いみたいのを感じました。
でも、塗装が、若干、大雑把な感じがして、繊細さみたいな感じは日本のほうがあるんではないでしょうか。


長廊の後は、十七孔橋、仏香閣が見える湖畔へ。
オリエンタルな感じの建物が湖畔に反射して、とても綺麗でした。



頤和園見学が終わったあと、場外へ移動しましたが、途中物売りがたくさんいました。
初めての物売りに遭遇。
なんと強引なこと。
寄ってきては、千円千円などと叫び、商品を押し付けてくる。
最初にガイドさんに、物売りは絶対に無視してくださいと言われましたが、きっとイラナイとかも言うと、ものすごい反応してくるので、そう言われたのかな。
売っていたものは、焼き芋とか、マフラーとか、ポストカードとかでした。


バスに乗り移動です。
途中、車窓からオリンピックのメインスタジアム鳥の巣を見ました。
何にも無いところに建設されているイメージがあったのですが、意外とまわりには建物が沢山あって、近代的でした。
さすがに想像通り、大きかったですね。

そして、普段は車窓からしか見学できないそうなんですが、バスを降りて歩道から見学することができました。
一瞬しか見れないと思っていたのに、長く見ることができてラッキーでした。
この旅は、ラッキーなことがこの後も続く、本当についている旅でした。



この後、最初のお土産屋に到着です。
訪れたのは、宝石メノウ屋です。
とても細かい彫刻を施した作品などを鑑賞しました。
普段、そのようなものに触れる機会がないので、商品はスルーでしたが、作品はじっくりと拝見させて頂きました。

お土産屋に連れて行かれるのは、安いツアーの宿命ですが、そんなに変な所じゃなかったので、良心的なツアーだなという印象です。
ここで、トイレに行ったのですが、こういうところにはトイレットペーパーも設置されているし、トイレも綺麗だったので、中国ならではみたいなものを意識することはありませんでした。
ただし、トイレットペーパーは各個室についているのではなく、入り口にあって、そこから必要な分を取るというシステムでした。


次に訪れた場所は、明の十三陵(みんのじゅうさんりょう)です。
ここは、明時代の皇帝のお墓があるところです。
ここも世界遺産なのですが、行く前にどんなところなのか調べようにも写真が少なく情報があまりありませんでした。
で、行ってみるとなぜ情報が少ないのかわかりました。
ここはお墓なので中国人にとっては神聖な場所になります。
そのため、写真はなるべくご遠慮くださいということでした。
なるほど〜ですね。
でも、日本でいう日光東照宮みたいな感じだと思うんですが、日本人は東照宮で写真バシバシとってますよね。
ちょっと中国人がここをそんなに大切な場所ととらえていることに驚きでした。
そんなわけで、ここは紹介しにくい場所ですね。
地下宮殿みたいなところがあって、階段で地下に潜っていくんですが、中はほとんど何もありません。
お棺と玉座があるくらいかな。
あんまり、見どころがないって言ってしまってもよいかも。
わざわざ見に行くところではありません。
あとは、通路が敷石なんですが、たくさんの石に何か刻印されているんです。
何かなと思ったら、この石を作った人が書いてあるそうです。
不正がないように刻印するんだとか。
スーパーの荷物のこともそうですが、人を信用していないってことが考え方の根底になっている点が外国ならではだなと思いました。
(日本も梁に作った人の名前を書いたりしますが、どちらかというと名誉のために書いている感じですよね
。)



2日目前半はこんな感じで終了です。
この後は、昼食を食べいよいよ万里の長城へ行きます。
それは、また次回のお楽しみ。