マツオの音にあふれる日々

音楽にあふれる日々を記します

<中国>北京旅行〜観光1日目後半 万里の長城編


お昼は、田舎のお土産屋が併設されているレストランで広東飲茶食べ放題ランチでした。
といっても、本場じゃないですからね、大した飲茶も出てこず、結局一番美味しかったのは、スープでした。
お食事には必ずといっていいほど、スープがつきますが、スープだけはあっさりした味で飲みやすいんです。

あと、お酒もサービスで付いていて、なんと56度!!

何の原料からできているのか聞くの忘れたんですが、ちょっと味見しましたけど、もろアルコール。
でも、これ、北京市内のコンビニでも普通に売っていたので、市民はよく飲むのでしょうか?
お土産は七宝焼きの専門店みたいなところで、あまりいいものがありませんでした。
そして、ここのトイレでいよいよ中国らしさを体験したのですが、洋式しかなかったんですが、便座がものすごく汚いんです。
どうも、靴のままここに上がって、和式のように用を足しているみたいなんです。
わー、どうしよと思いましたが、便座にお尻をつけないエアトイレで乗り切りました。
ちょっと従業員専用みたいなところに入ってしまったのがいけなかったですね。
ここがひょっとすると一番汚いトイレだったかも。




食事をすまし、とうとうやってきたのは万里の長城

昔は、万里の長城へ行くには、険しい山道をバスで登って行くので大変だったそうですが、今は高速道路ができてまして、あっという間に到着することができました。
そして、ここでラッキーなことがまたありました。
万里の長城は霧がかかって見えないことがほとんどのようなのですが、私たちが行った時はまさに快晴。
遠くのほうまで一望することができる、絶好の天気でした。
皆さん本当についてますねってガイドさんが言っていました。
万里の長城には男坂という急な傾斜の道と、女坂という緩やかな傾斜の道があるのですが、男坂から見る女坂の方がきれいだということで、男坂に上ることにしました。

が、思ったよりも傾斜が急で、登山しているような、いや徒競争しているような息切れが…。
ものすごい息が苦しくて、上っては休憩しての繰り返し。
途中、75度という傾斜の階段もあり、手すりをがっしりつかんで、やって上りました。

でも、途中後ろを振り返るとものすごいきれいな景色が広がっているんです。

そのときは、男坂上ってよかった〜って思い、ほんと晴れやかな気持ちになりました。
合計して1時間20分は上ったり下ったりしました。
写真も思う存分とったし、かなり万里の長城を満喫できました。




それにしても、こんなへんぴなところに、ものすごいがっしりしたこんな建造物を建てる、中国人の底力。
見せつけられましたね。



さて、万里の長城でよろよろになった私たちが次に向かったのは夕食です。
北京ダックを食しました。


初めて北京ダックを食べたんですが、想像以上においしい食べ物でした。
肉、単体でも試しに食べたんですが、それじゃ美味しくないんです。
皮につつんで、ネギときゅうりを入れて、タレをつけなければ、北京ダックとは言えなんですね。
さっきの万里の長城でよほど疲れたのか、みな食が進み、北京ダック追加という珍事がありました。
普通、脂っこいっていう理由で、ツアー参加者はおかわりまでしないそうなんですが、私たちはペロっと平らげてしまいました。
現地ガイドさんがびっくりしていました。
私的には、そんなに脂っこく感じなかったですし、おかわりあっても全然いいと思ったんですが、予想外のことだったんですね。
それと、切り分けるところも見せてくれました。

それにしても、おかずが口に合わないこと。
これには参りましたね。
おかずの脂っこさ、味つけ、どれも受け付けませんでした。
結局、ご飯とスープと北京ダックだけたくさん食べておなかを満たしました。




夜はオプションで申し込んだ北京雑技団のショーを見に行きました。
観客のほとんどが、日本人や韓国人、欧米の人でした。
私は、シルクドソレイユが大好きなので、たぶんあれを期待しちゃうとダメだなと思い、あまり期待せずに見ました。
が、結構楽しめましたよ。
意外と、限界ぎりぎりの技みたいなものを見せてくれたし、ちょっとショーアップされていて、思ったよりもイケる。
小さな子供や少女、それに若い男女がメインでした。
雑技団の子たちは、20前後になると、もう引退するそうです。
なかなか厳しい世界でやってきていることもあって、みな上手でした。
たまに失敗することもあるんですが、そこがまた現実味があっていいですよね。
技自体がシルクドソレイユで見たものよりも、はるかに上ってものもたくさんありました。
もっと、音楽とかにも力を入れたら素晴らしいショーになるのにな〜なんて考えちゃいました。
3900円のオプションだったのですが、その価値はありました。




で、雑技団が終わって9時くらいにホテルに着いたのかな。
この日は万里の長城を上ったのもあって、ぐっすり眠ることができました。
さて、次の日は北京動物園、天壇公園、故宮、天安門広場です。
それは、またのお楽しみ。