マツオの音にあふれる日々

音楽にあふれる日々を記します

RISING SUN ROCK FESTIVAL 2011 in EZO 1日目 レポ


今年は仕事の関係上、札幌に前のりできず、12日の始発のJRで札幌に向かいました。
6時50分くらいには、札駅につき、7時10分には麻生の地下鉄まで到着。
シャトルバスの列は、まったく出来ておらず、地上まで出たところでやっと少し並んでました。
なので、第1便のシャトルバスにて、9時20分に会場へ向けて出発。
途中、あーここの店通ったらもうすぐだ、とか思いながらワクワク。
会場には10時頃着いたと思います。


後から来た友達と合流して、椅子に座り開場を待つ。
定刻に開場し、友達はテントサイト引き換えにダッシュで走る。
今年は、抽選に外れ、フォレストでの宿泊になりました。
引き換えがフォレストは、自分で区画指定できないとの事前情報があったのですが、やっぱり出来なかったらしく、それでもすごくいい場所をとることができました。
今年は、計8名で参戦するため、テントを2個体制にしました。
いつものメンバー3人と、今回新たに加わる3名、+13日から加わる2名の計8名です。
テントも人数がいるせいか、ササっと建てることができました。
テントを建てた後は、恒例のグッズ引き換えに行き、ついでにアーティストグッズも見る。
今年は、出演ステージごとにアーティストが分かれていて、見やすかったです。
でも、その日出演のアーティストグッズしかおいてないんですね。
くるりストレイテナーを買おうかと思っていたのですが、いまいちだったので買わず。
さて、いよいよ私のライジングサンの幕開けです。

あの、アルバムのジャケットは前から見たことあって、気になっていたのですが、それが今回ライジングに出る、Predawnだと一致するまで時間がありました。
音源を聴いて、すごく気になり、北海道で聴く機会はそうそうないだろうと思い、1発目で見ることを決意。
ギター1本でステージに立つ女の子(まさに女の子という言葉が似合う可愛らしい人)。
なんだか雰囲気が上原ひろみに似てるなって思いました。
演奏が終わると、普通の女の子。
でもひとたび演奏が始まると、それはそれはオーラのあるアーティストに大変身するって感じです。
音源の声がすごく特徴的で、どんなライブになるのかと思ったけれど、ライブも音源そのものの素晴らしい歌声でした。
それに、ギターの演奏が心地よくて、ものすごくHAPPYな世界につれていってくれる。
知っている曲も知らない曲もあったけど、そんなの関係なく、純粋に楽しむことができたライブでした。
ギター1本と、声だけであんなに満ち溢れた世界が作れることに感心です。
ベストアクトとかとはまた違うベクトルで、本当に聴けてよかったって思いました。
それも、ライジングのボヘミアンという場所で。


Predawnmyspace


夏になると聴きたくなるのがSPECIAL OTHERS
会社帰りの自転車で、よく聴いてました。
スペアザの曲を聴くと、無条件にテンションがあがります。
ジャム系バンドって苦手な部分もあるんですけど、スペアザだけはすんなりと受け入れられた。
今回は、MONGOL800も来るので、もしかしたらキヨサクとのコラボ、空っぽやるかもと思い、予習もしてきました。
が、結果はやらず。
でもでも、楽しめました。
基本、曲と曲名は全く一致していないので、どの曲やったからうれしいとかいうのはなく、このライブを体感できたことが楽しかった。
スペアザのライブを観ると、ああライジングに来ているんだなって感じが一層強くなります。
スペアザの演奏も素晴らしいけど、それを楽しむオーディエンスもまた素晴らしい。
みんなスペアザが好きで、ハネたり踊ったりそれぞれの楽しみ方をしていて、フェスってこういうところがいいんだよなーってつくづく思いました。
あとで、セトリを見直してプレイリストを作ろうかな。


SPECIAL OTHERSmyspace

今回のライジングで一番楽しみにしていたくるり
くるり出演発表が決まってからの、5人体制発表(だったはず)だったので、一体どんな音が鳴るのか楽しみで楽しみで。
メンバーが入ってきて、トランペットに人が女の人ということにビックリし、最初はブレーメン
あー、もう泣きそう!!って感じでした。
だって、音の厚みというか鳴らされる音の感じがものすごい哀愁漂っていて、これが5人になったくるりの音なのか、よかったって思ったから。
実際、どんな感じになるのか心配な部分もあったけど、くるりの良さが一層引き立てられた音になっていて、ああ5人になってよかったんだって心底思いました。
ワンダーフォーゲルは、実際、5人体制になるのだから、もうやらなくていいんじゃないかなんて、私は思っていたのですが、その考えは間違いでした。
5人のワンダーフォーゲルは、ワンダーフォーゲルなんだけど、それは全くの別物のような新曲かのような響きをなして、楽曲の持つ力強さに加え、演奏する人が変わることによって、こんなに新鮮になるんだって感心しました。
これを聴いたことによって、5人になったことの本当の価値を知ることができたかも。
5人の演奏による音源化はきっとないだろうから、ライブでしか聴けない曲になってしまうのが、ちょっと残念でもあり、醍醐味でもあり。
コンバット・ダンスは、言葉にならない…のアルバムの中でもかなり好きな曲だったので、ライブVer.を聴けて単純にうれしかったです。
そしてなんといっても、絶対聴きたかった奇跡。
岸田さんがここ数年で一番いい曲を作ったという曲を生で聴いてみたかったのです。
日も落ちて本当に雰囲気がある中、優しく語りかけるような声で歌う岸田さんと、素晴らしい演奏たち。
くるりって、岸田さんのなんかセクシャルな部分が魅力でもあったけど、そういうのは卒業して、楽曲の素晴らしさだけで勝負できるようになったんだなって素直に思った曲でした。
ちょっと、歌うのつらそうな場面や間違う場面もあったけど、酔っていたのかしら?
ライブって何が起こるか分からないから好き。
いっぽって新曲も素敵でした。
早く、5人体制のくるりの音楽にくるまれたい。
そう、切実に思ったライブになりました。



くるりが終わってテントに戻り、ジンギスカンの準備。
レキシを聴きながらのジンギスカン楽しかったな。
フェスはアーティストを甘やかす、名言も聞けたし。
ビールのみながら、まったりと、仲間たちとジンギスカンと焼き鳥をするのは、本当に至福のひと時でした。
メンバーが多いと、やっぱり楽しいって思います。
来年はBBQが出来るといいなって思います。

最初の年にアースで観たストレイテナーのアクトが全く頭から離れず、あれでライブの楽しさを知った私。
絶対に、テナーだけは行きたかったのですが、もう1時スタートで体がくたくた。
本当に、一番後ろを陣取り、途中は座りながら聴くという暴挙にでました。
そうしてでも聴きたかった。
でも、行って本当に良かったです。
OJが加わってから、初めて聴いたライブでしたが、私が最初に観たテナーからかなり音が厚くなって、激しくなり、完璧といってもいいほどのアクトでした。
音響もとっても良かったと思います。
ホリエさんの歌声もはっきり聴こえたし。
セトリもノレる最高な感じ。
アンコールまで聴く元気がなくて、帰ってきちゃったけど、盛り上がったみたいですね。


ストレイテナー終わりでも、ちゃんと洗顔歯磨きしておねむ。
今年は、わりかし水場が混んでる時間帯に当たることがなくて、すんなり洗えたと思います。
3時頃就寝し、ぐっすり寝ました。