マツオの音にあふれる日々

音楽にあふれる日々を記します

くるり/THE WORLD IS MINE

THE WORLD IS MINE

THE WORLD IS MINE


くるりで初めて聴いた1枚。


なぜ手に取ったかというと、
これまた何かのブログで、
くるりの「THE WORLD IS MINE」というアルバムが、
RADIOHEADの「OK COMPUTER」の影響を受けていると
書かれていたため、すごく気になりレンタルしてみました。


RADIOHEADが暗めだとすると、
くるりは明るさにあふれているのではないでしょうか。
RADIOHEADにインスピレーションを受けたとしても、
完全に自分たちのものにしています。


1回聴いただけで、心に響くものがあったし、オッと思いました。
このアルバムを聴いて完全にくるりに興味を持ったし、
もっともっと聴きたくなりました。


内容は、
4.WORLD'S END SUPERNOVAは、
ライブでも定番の曲ですが、
このアルバムの中ではおとなしめの曲ではないでしょうか。
昨年のライジングサンでこの曲を演奏したとき、
近くにいた男の子がすごいノリノリで踊っていて、
それをこれまた近くの女の子たちは笑っていたけど、
私は正直、うらやましかったな。
この曲に合わせて踊りたかったけど、
恥ずかしくてできませんでした。


6.アマデウス〜9.水中モーターの音の鳴りようったらすごい。
テーマが全然違くて、
同じ人が作曲したんだろうかって思ってしまいました。
岸田さんの音は幅が広いです。
アマデウスはどうも雨のイメージが強くて、
6月の(←6月限定)雨の日に外で聴きたいな。


そして、10.男の子と女の子で
いきなりフォークな感じになるのもお気に入りの流れです。
この歌の歌詞も男の子の純粋な気持ちがかわいくて、
愛にあふれる1曲です。


最後まで、次はどんな音を聴かせてくれるんだろうって
ワクワクさせて、
聴いたら聴いたで、やっぱりすごいって満足させられちゃうんです。
くるりの可能性に期待したくなった、
そんな1枚でした。
このアルバムで完全にくるりに落ちました。


のちに他のアルバムも聴くことになるけれど、
最初に聞いたのがこれでよかったって思いました。
もし、これ以外のを最初に聞いていたら、
ここまではまってなかったかもしれません。
それぐらい魅力にあふれた作品になってます。
くるりのアルバムの中では2番目に好きです。
1番目はまた順を追って、紹介しますね。